「端午の節句に食べるもの」と言われると何を思い浮かべますか?
いろいろと思い浮かぶと思いますが、中には「粽(ちまき)」を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
この「粽(ちまき)」という食べ物ですが、地域的な物と言われているのを見ることもあるので、都道府県によってはご存知ない方もいるかもしれません。
でも、5月が近くなり「端午の節句」という言葉がテレビや広告などに多く出てくると、お祝いメニューのなかに写真が載ることも多くなってきます。
そん時に、子供から「粽(ちまき)って何?」と聞かれて困ってしまうことはありませんか?
そこで、今回は端午の節句によく言われる「粽(ちまき)を子供にわかりやすく説明する」方法を書いていきますね。
端午の節句の「ちまき」は子供にはこう説明すればOK!
「粽(ちまき)」について説明しようとした場合は、「端午の節句のお祝いに食べるもの」と説明するのが第一になると思います。
そして、子供に「粽(ちまき)ってどんな食べものなの?」と聞かれたら、「子供の日に食べる、シイタケやタケノコなどをもち米と一緒にして味付けをしたものを笹の葉で包んで蒸した、モチモチとしたご飯の食べ物だよ」と、説明してあげればいいでしょう。
そうすれば、子供も「へ~そうなんだ~(゜_゜)」と理解してくれると思いますよ。
端午の節句の「ちまき」って何?
さて、子供に説明をする前に大人がこの言葉をわかっていないと説明できないのですよね。
まずは簡単に「粽(ちまき)」について説明していきますね。
「粽(ちまき)」とは、元々、中国から伝わった食べ物の一つで、もち米やうるち米で作った餅を笹の葉で巻いて蒸したものです。
そう言われて想像すると、少し飲茶っぽいですよね^^
名前の由来としては、元々は笹の葉ではなく「茅(ちがや)の葉」で巻かれていたので、「ちまき」と言われるようになったようです。
「茅の葉」の「茅(ちがや)」や、神社での行事や神楽などでも出てくるので、神聖なものなのかもしれませんね。
日本の粽(ちまき)は、シイタケやタケノコなどをもち米と一緒にして味付けをしたものを笹の葉で包んで蒸したものが一般的です。笹の葉を開くとモチモチとした「おこわご飯」のようなものが入っていますよね。
でも、本来の中国の粽(ちまき)には、日本のような蒸したもち米と一緒に豚肉や筍や椎茸などを甘辛く味付けしたものを蒸した「肉粽」(にくちまき)以外にも、こしあんをもち米で包んだ「豆沙粽」(豆沙=小豆のこしあん)などがあるそうです。
まとめ
この記事の内容をまとめると…
・子供の興味は最初は「その言葉を知ることから」なので、簡単に短く説明することから始めましょう。
・「『粽(ちまき)』とは、端午の節句に食べる食べ物で、もち米をタケノコやシイタケなどと一緒に味を付けたものを葉っぱに巻いて蒸した食べ物だよ」と説明する。
ということになります。
説明のポイントは子供のわかる言葉を選ぶこと!
子供にわかりやすく説明するポイントは、「子供でも分かるキーワードで説明すればOK!」という事です。
というのも、子供の「それ何?」はそんなに詳しい答えを求めていないから。
私自身、3歳と5歳の娘がいますが、とにかくよく質問してきますが、あまり詳しく長々と説明しても最終的には聞いていませんし、覚えていません。
なので、とにかく子供の知っている言葉で端的に説明するのが一番です。
子供の「なんで?」に応えることは、今後の子供の知識に関わってきますので、簡単にでもしっかりと対応してあげてくださいね^^