お食い初めの料理の配置に決まりはあるの?正しいやり方は?

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お食い初めは、赤ちゃんの乳歯が生えだす頃、生後約100日~120日頃に行う行事で、一生食べ物に困りませんようにと行う儀式です。

なぜこの時期に行われるのかというと、個人差はあっても乳歯が生える事からこの時期にお食い初めが行われるようになりました。

そろそろ我が子がその時期になったから用意をしようと思っても、初めてだとお食い初めを行う時の料理の配置やメニューや、決まりがあるのか分かりませんよね?

そこで今回は、料理の配置や正しいやり方について書いていきますね。


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お食い初めの料理に配置の決まりはある?

最初は盛り付けについて紹介します。

・親椀(おやわん)白米、赤飯、小豆粥などを入れます。
・汁椀(しるわん)すまし汁、お吸い物、みそ汁、縁起物としてハマグリやエビを入れる事もあります。
・平椀(ひらわん)野菜の煮物など。焼き魚は別のお皿に盛り付けますが、別のお皿を用意しない場合は平椀に焼き魚を盛り付けましょう。
・つぼ椀(つぼわん)胡麻和え、酢の物など。
・腰高(こしだか)歯固め石と梅干を盛り付けます。

歯固めと梅干を平椀や、別のお皿に盛りつける場合は、漬物や酢の物など軽いおかずを盛り付けましょう。

あと、盛り付ける際に気をつけることは、できるだけ季節の旬な食材を使います。

そして、配膳の仕方です。
配膳の仕方は、手前左にご飯、手前右に汁椀。左奥に煮物、右奥に香の物。中央に歯固めの石をおき、魚は別皿にとするのが一般的ですが、焼き魚の大きさによっては平皿に置くこともあると思うので、その際は臨機応変に対応しましょう。

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お食い初めのやり方は?やり方に決まりはあるの?

お食い初めで赤ちゃんに食べさせるとは言っても、生後100日目の赤ちゃんはまだ授乳期なので、実際には食べさせません。

親が祝い箸を使い、赤ちゃんの口元まで料理をもっていき、口に少しだけ当てるようにして食べる真似をします。

食べさせる順番は、1ご飯、2汁物、3ご飯、4魚、5ご飯、6煮物(また1に戻る)こちらを3回繰り返しますが、赤ちゃんが嫌がる場合は無理しなくて良いです。

赤ちゃんの口元に近づけ、一回だけでも食事を食べる真似をすれば十分ですよ。

そして、三回繰り返した最後に歯固めという儀式をします。
歯固めとは「石のように丈夫な歯が生えてきますように」という願いを込めて行う儀式です。

歯固め石と呼ばれる石を用意し、腰高へ入れ、お膳の中央に置きます。腰高へ入れた石に箸を触れ、「丈夫な歯になりますように」と祈りながら、箸を赤ちゃんの歯茎にそっと当てます。

地域によっては、歯固め石の代わりとしてタコ、梅干し、アワビ、紅白餅などが使われる事もありますので、同じ地域に住む年配の方に確認しても良いかもしれませんね。

このように「お食い初め」の儀式は、親が赤ちゃんに食事を食べさせる真似をするのですが、行っている最中はもう一方の親御さんや三脚を使って写真やビデオを撮っておくと、あとでみんなで見て楽しむことができるのでお勧めですよ^^

さて、お食い初めの儀式も終わったあとのことですが。
「お食い初め」のために用意したせっかくの食事はどうするものなのでしょうか?

もちろん赤ちゃんは残念ながら食事を食べる事はできないので、無駄なく参加している家族皆さんで感謝の気持ちを込めて食しましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

お食い初めは赤ちゃんにとって大切な儀式です。

きっちりとした儀式の流れに沿って行うのもいいですが、このような流れを知った上で、アレンジをくわえた「我が家のお食い初め」をしても良いですね。

赤ちゃんが生まれて100日の成長をお祝いし、この先の健康と幸福を願う席ですが、そのあとも、赤ちゃんがご機嫌に居心地よく成長していけるように、家族皆が心掛けましょうね^^

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