魚を買ってきたり、いただいたりしても「さぁ、これをどうやって調理しようかな?」と立ち止まることはありませんか?
私はハッキリ言って魚を目の前にすると躊躇してしまいます。
理由は簡単。「魚をさばくことができないから」。
三枚おろしなんて、何度やってもできませんし、やってみても骨に残ってしまう身の量を見てガッカリしてばかり・・・。
でも、魚の料理は刺身だけではありません。
「煮付け」「酒蒸し」「焼き魚」「アクアパッツァ」・・・
いろいろありますよ(●´ω`●)
そこで今回は見た目もきれいな「酒蒸し」を簡単に作ってみました。
しかも、下ごしらえだけしてあとは「ヘルシオ」にお任せ。
その間に他のこともできます(笑)
庫内に入れてからの調理時間は20~25分くらいが目安です。
今回は、魚の調理って難しい?ヘルシオで「鯛の酒蒸し」を簡単に作る!ということについて書いていきますね。
よし!鯛の酒蒸しを簡単に作ってみよう!
では、いまから「鯛の酒蒸し」を作った過程を説明していきますね。
用意するもの
- 魚
- 塩
- 酒
- ペットボトルのフタ
- キッチンバサミ
- キッチンペーパー
- 耐熱皿(うちはホーローのバットを使用しました。縦27㎝×横36.5㎝×深5㎝使用)
過程説明
- 魚のうろことり
- 内臓取り・エラ取り・ヒレとり
- 塩を擦り込む
- 表面に切り込みを入れる
- 酒をかける
- ヘルシオへ入れる
- 調理開始!
- 仕上げ
過程詳細
次に、上に書いた過程説明の詳細を書いていきます。
文字の量を見ると面倒な感じですが、かなりの面倒くさがりの私がしているやり方なので、やってみるとそんなに面倒ではないはず(笑)
でも、不器用さも半端ないのでそこはご了承ください(;’∀’)
ウロコ取り
ここで使うのは「ペットボトルのふた」です。
包丁の背でウロコをとるのが一般的かもしれませんが、包丁の背でガリガリとしてしまうと、ウロコがあちらこちらに飛びまくって後で大変なことになります。
なので、ペットボトルのフタを使うのをお勧めします。
使い方ですが、ペットボトルのフタを下に向けて魚の表面に当てます。そして、魚の尾っぽの方から頭の方に向かってすり上げていくとウロコがカルタで作るドミノを起こすように立ち上がっていき、ガガガガッとまとまって取れてくれます。
この時にあまり勢いよくやってしまうと、ペットボトルのフタでもウロコが飛んで行ってしまうのでゆっくりとする方が無難です。
あと、魚の表面のウロコをとっていくのですが、意外とヒレの下や腹の下、額の方までウロコが付いているので、しっかりとっていきましょう。
内臓取り・エラ取り・ヒレとり
ここで使うのは「キッチンバサミ」です。
まず、エラ取りです。エラの部分を開いてヒダのようになっている、エラを取り除きます。奥歯のようなものが付いていますが、その辺をゴロッと取ってしまいます。
そして、ヒレ取りです。エラの横についているヒレ・背中についている背びれ・下腹についている腹びれなど、不要なものはチョッキンと切ってしまいます。理由は、ヒレの骨が硬いので調理過程に指に刺さったりすると血が出たりします。と、結構痛いんです(´;ω;`)
料理屋さんのように塩を付けて存在を残したりする必要があるのなら別ですが、家庭で食するのに必要なければ切り落としておけばケガをする危険はなくなると思うので書いておきますね。
最後に、内臓取りです。これは魚のアゴの方からお尻に向けて包丁を入れたり、逆方向に入れたりすると思いますが、ここはあえて包丁ではなくキッチンバサミを使います。キッチンバサミをお尻の穴(?)から入れてアゴの方まで切っていきます。そして、手で内臓をかき出してしまいましょう。
塩を擦り込む
ここで使うのは「耐熱皿」です。
下処理の済んだ魚を並べて、塩を両面に擦り込んでいきます。
塩を擦り込むことで余分な水分を取り除くこともできますし、下味を付けることもできます。
塩を擦り込んだら乾かないようにラップをしてしばらく放置しておきましょう。
この塩を擦り込むところまでしておけば後は簡単なので、朝のうちにして置いておき夜に蒸せば更なる時短になりますよ。
表面に切り込みを入れる
塩を擦り込んでおくと、魚の中から不要な水分が出てくるのでそれをキッチンペーパーで挟んで取り除いたり、バットに溜まった水を捨てるなどして、魚の表面に斜めに切り込みを入れてください。
酒をかける
不要な水分を取り除いた魚に酒をかけていきます。
量は適当ですが、一尾につき大さじ1.5~2くらいでしょうか。魚の上からタラ~ッとかけていく感じです。少々多いのは魚の臭みをとれるので大丈夫ですが、ダブダブになるのは多すぎですので気を付けてくださいね。
ヘルシオへ入れる
では、「ヘルシオ」に入れていきましょう!
ヘルシオ付属の天板に、魚の下ごしらえに使った耐熱皿に魚を並べた状態でそのままのせ、庫内の上の段にセットします。
調理開始!
ここまで来たらあとはここからは20~25分。ほったらかしです!
- タッチパネルの「お料理選択」を押します。
- 「蒸し物・煮物」を押します。
- 「たいの姿蒸し」を選択して押します。
- 加減は「普通」のまま「決定」を押します。
- 「スタート」ボタンを押して待ちましょう!
この後、20分くらいするとアナウンスと共に「加熱の一時停止」という表示が出てきますが、魚だけを蒸すのであればこの時点で取り出しても良いかもしれません。
私はシッカリ過熱したいので、ここで一度ヘルシオの扉を開けた後、そのまま「スタート」を押しました。その後5分すると完成の合図が鳴ります。
仕上げ
出来上がったものを皿に盛り付けていきます。
私が使ったホーローのバットだと魚の身がくっつくことがなかったのでターナーと箸でスルッと取り上げることができました。
魚を取りだした後に、耐熱皿にスープが出ていますので、それは捨てずに味をみて、必要でしたら鍋に移して塩を足してみたり、水を足してみたりして味を調えた後、蒸しあがったお魚にかけてあげましょう。
お皿にスープをはると冷めにくくなるし、魚の身を浸けて食べても美味しいです。
調理後の庫内の状況
「蒸し料理」ということで、調理後は庫内が水浸しになるかな?と思っていたのですが、扉の内側と庫内に水滴が付きはするもののそんなに多くはなかったです。
庫内の底面もそこまで多く水もなくセルロースの布巾で拭けば終わるくらいの状態です。
まとめ
酒蒸しは「ここぞ!」という時の魚料理としてはとてもお勧めです。
私は娘が二人いますが、一人目のお食い初めの時に魚焼きグリルを使って鯛を焼いたのですが、タイマーを使って焼くにしても魚の厚みによって焦げてしまったりしました。
煮魚も美味しいですが、魚の色が変わってしまうし、新鮮な魚だと濃い味を付けるのは勿体ない気もしますし。
そんな時、酒蒸しなら魚の色をキレイに残しながら、子供に与えるにしても味付けの濃さに頭を悩ますこともありません。
しかも、調理後の後片付けも楽ちんです!
これが「ヘルシオ」で調理するとなると、身がふっくら仕上がり美味しさも文句なし(笑)
更に、ボタン一つ押しておけば良いので、待っている時間は付け合わせを作っても良いし、仮眠をとっても良いし、子供の相手をしていても良いし。
仕事から帰って台所の鍋の前に付きっきりで料理をしていたら、子供の相手なんてできませんから(笑)
やってみると、本当に楽ちんなので作ってみてください(●´ω`●)
お勧め便利アイテム
私が使っているのはこちらの「野田琺瑯」さんのバットです。
売り場で見てサイズ感で選んだので、「何サイズ」かわからなかったのですが、採寸してみると同じようなサイズをみたら「10枚取」のタイプが私が使用しているもののようです。
縦27✕横36.5×深5㎝のサイズとしてみたらですが。
このサイズでヘルシオの庫内にピッタリ入るサイズです。とても便利なので他のサイズも買おうと思っています( ´∀` )
【特徴・機能 どんな商品】
10枚取 内寸350×250×H50mm
酸に強い!下ごしらえの定番!
揚げ物の油切りや、食品保存に。
さまざまな料理の下ごしらえ・冷蔵庫内でも、いち早く冷える。
オーブン料理にも使えます。