今月に入ってすぐのこと、4歳の娘1が手紙を書き始めた。
相手は保育園の二学年上の男の子。
その日の帰り道からなんだかモジモジし始めたなぁ~っと思っていたら、お風呂から出た時に「明日ね。ポケットにお手紙を入れて行ってね。Tくんに渡すの❤」と言い始めたので、何を書くのかと聞いたら「大好きです!って書いて渡すの(^^)」と言う。
エッ!?何を言いだしたんだ!?と思って、辞めるように言ったけど全然聞く耳はないらしく、夕食後に何やらゴソゴソとお絵かきを始めたので、何を書いてるのかと聞くと、「T君にお手紙(^^)♪」という。なんだかとても楽しそうに書いてるので覗いてみると「Tくんかっこいいね」「Tくんすてきよ」「Tくんだいすきよ」と…。
これは完全にラブレターじゃないか…
しかし、ついこないだまで「かっこいい!」と騒いてた相手は「Yくん」だったはずなのに、全く違う名前が出てきたぞ?っと、本人に聞いてみたら、今はTくんが良いらしい…。
でも、一応、共通項はあって、2つ上の学年であり、男二人兄弟のお兄ちゃん側ということ。どうやらこの子は年上がタイプらしい…。
去年までは同級生の友達のお兄ちゃんが3つ上のクラスにいて、その子のことを気に入ってたんだけど、今年の4月から小学生になってしまって滅多に合わなくなってしまったからか、矛先が保育園内の男の子に向いているらしい。
前にお気に入りだった友達のお兄ちゃんは、やっぱり妹がいるからかとても優しい感じの対応をしてくれる男の子で、母親の私から見ても「優しい子だな~。将来ご縁があるならこんな子がいいな~」と、勝手に妄想してしまうくらい男の子だったけど、今回のお気に入りの男の子たちは下に弟くんだけなこともあってかちょっと発言が厳しい様子。
こないだも「Tくんがね、わたしのこと『おまえ』って言ったんだよ(^^)」と嬉しそうに言う娘1。だけど、それってどうなんだ?と思い、「あのね。人に『おまえ』って言うのは、あまり良くないよ?お父さんがお母さんに『おまえ』って言ってるの聞いたことある?ないでしょ?」と言うと、「そうなんだ。お父さんは言わないね」と気づいたらしい。
それでも、やっぱりお気に入りはお気に入りなので、Tくんに宛てての手紙をセッセッと書く。その内に手紙の内容の隙間にいろんな色で「くり」やら「すいか」やらいろんなことを書き始めたので、完成したころには手紙の内容が読めないくらいにA4サイズの紙が文字と絵だらけになっていた。
想いの量は凄く伝わるけど…
しっかり書き込んだお手紙を翌日持っていくといいだしたので、こりゃ困ったなっと「女の子からお手紙もらったらビックリさせちゃうから、Tくんからお手紙もらったら、お返事持って行ってもいいよ」と説得して思いとどまらせた。
それからしばらく、お迎えに行くたびにお気に入りTくんの横でブロックをしてたり、カルタをしてたりする姿を見てはいたんだけど、その10日後、お迎えに行くと保育園の先生に「今日はTくんからお手紙もらってます(^^)」と言われビックリしていたら、本当に相手さんからお手紙をもらっていて、嬉しそうに見せてくる(^^;)
マジか…!!!
自分の3~4歳のころを思い出しても、まだまだ子供感100%でラブレターを書くなんてことどころか男の子を好きとかいう感情を持ってた記憶が全くないんだけど…。
やっぱり、最近の子供はおませさんなんだなぁ~っと実感した出来事ではあったけど、子供のころ完全な内弁慶だった私の子供がこんなにも積極的な子になるとは思ってもなかったな。
手紙の内容は、うちの娘が書いていたようなストレートなラブレターって感じではないけど、娘はとても嬉しかったらしく丸暗記して、たまに暗唱してる。
保育園児の恋愛感情。
今はこんなの当たり前なのかな~