妊活中でもコーヒーはたまに飲みたくなるものです。
でも、ご存知の通り「妊娠時のカフェインはあまり好ましくない」というのが定説で。
でも、そもそもカフェインって何だろう?ということを聞かれるといまいちよくわからないので調べてみたら『カフェインは、コーヒー豆だけではなく、緑茶や紅茶などの葉茶、チョコレートの原料であるカカオ豆などに含まれている食品成分のひとつ』だそうです。
で、この食品成分が何で妊娠やその前後に摂取を制限されるのかというと『カフェインには中枢神経を刺激して緊張させ、血管や心筋などの収縮をうながしたり、基礎代謝を活発にする働きがあります。また、覚醒作用があるので集中力を高める反面、アドレナリンを放出させることにより、リラックス効果がある』と言われているらしく、これを見ると妊娠中でなければ良い成分のように感じるんですけどね。
でも、妊娠前後にはNGの成分…。
理由としては、やっぱりお腹の中にいる自分より小さな存在への影響が大きいようです。
成人女性が平均50kgくらいの体重として、赤ちゃんはその10分の1にも満たない3kg前後で生まれてくるんだから、胎児の時なんてもっともっと小さい存在。しかも、一つの細胞状態の時は内臓だって脳だって0から作られていくんだから、吸収していくものの影響は私たちが受ける影響の何倍なのかと考えたら…怖い…。
基本的に母親の摂取した栄養素は胎盤を通過して胎児へ送られていきます。でも、胎児は肝臓や代謝機能がまだまだ未発達で、なんでも小さな身体や脳にどんどん蓄積してしまうそうなのです。
そこにカフェインが入ってくると、カフェインには血管を収縮させる作用があるため、母体から胎盤へ送られる血液が減少する可能性があるし、血液が減ると胎盤の形成に影響がでたり、赤ちゃんへの酸素や栄養素が十分にいきわたらなくなるそうなのです。。
そう聞くと確かに血液は酸素と栄養素の配達員さん。きれいな血液で各器官内臓に酸素や栄養素を配って、老廃物を回収していきます。
その血液がへその緒をつたって胎児にも栄養を与えているのに、それが少なくなるということは、お腹の中の赤ちゃんからしたら、常に腹ペコ状態。育つものも育たないよな…。
でも、カフェインってコーヒーにしか入ってないの?ってことなんだけど、調べてみたら意外と入ってるらしく。
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コーヒーのカフェインの量は紅茶、ココア、コーラの約2倍の量とされているそうなので、だんとつの含有量。
他にも紅茶でもコーヒーよりカフェインは少ないものの、紅茶にも100ml当たり約30mlのカフェインが含まれているらしい。
意外だったのはコーヒー以外の飲み物で一般的な緑茶にもカフェインが含まれてるのは知ってたけど、緑茶に含まれるタンニンという成分が妊娠中に大切な葉酸の働きを阻害し、鉄分の吸収を妨げるらしく、カフェイン以外の点でお勧めではないことを知った。
さらに、ノンカフェインのお茶として売られている麦茶でも、「ハトムギ」が含まれているものは子宮収縮を促進する作用があるとされるため注意が必要らしい。
炭酸はリン酸という、カルシウムの吸収を妨げてしまう添加物が含まれているらしい。
あとは、妊娠中に勧められるハーブティーでも、種類によったらダメらしい。
・セージ→子宮を収縮される作用があります
・ラズベリーリーフ→妊娠初期には子宮を収縮する作用がありますが、子宮収縮の促進によりお産を楽にする効果を期待でき、ヨーロッパでは古くから妊娠後期に活用されているハーブです
・レモングラス→妊娠中は避けたほうがいいハーブですが、出産後、母乳が気になるお母さんにはお勧めです
・ジャスミン→子宮を収縮する作用があります
妊娠中の飲み物として一般的なルイボスティは、豆科の植物の葉から作られるお茶で、妊娠中に特に必要となる栄養素の一つ、鉄分も摂取できてお勧めです。
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など、妊活・妊娠前後には飲み物すら気にすべき点がたくさんある…。
私はカフェインレスコーヒーのほかに、たまに緑茶も飲んでたけど、タンニンという成分が葉酸や鉄分の吸収阻害というのを見たら、飲むの控えようっと思った。葉酸サプリ飲んでるのが無駄になる気もするし、かなりの貧血もちで鉄分サプリも飲んでるので…。
緑茶のほかにもメインで飲んでるのはルイボスティーだけど、ルイボスティーは抗酸化作用もあるから卵子の老化予防にもなるし~って飲んでたけど、やっぱりお勧めなんだね(^m^)♪
卵の育つ低温期から、ちょっとしたことにも気を付けて生活していこ~ヾ(o´∀`o)ノ