最近は昔と違っていろんなオモチャが販売されていますよね。
ところによってはあまりお店がない地域の方もいらっしゃるかもしれませんが、
車に乗って少し出かけると大きなショッピングセンターがあって、オモチャ売り場も広くて
子供にとっては目移りするところ。
そんなショッピングセンターのオモチャ売り場は、まるで宝の山です。
「あれが欲しい!」「これが欲しい!」
子供にとっては値段なんて関係ないですからね。欲しいものは欲しい(笑)
その気持ちもわかります。
でも、それって本当に欲しいオモチャなの?
子供とオモチャ売り場に行って、欲しいものを要求されると確かに「買ってあげようかな?」と思うこともありますし、お祖父ちゃんお祖母ちゃんからしたら「ほぅほぅ、それが欲しいのか?よしよし!」と買ってあげてしまいそうですけど、「本当にそれが欲しいの?」と疑問に思うことはありませんか?
こないだまではテレビで見ていたヒーローのアイテムを欲しがっていたのに、今日はたまたま見かけたお姫様のバックを欲しがったり。
家では「あれが欲しい!」と、誕生日などの記念日に買ってもらっておきながら、すぐ他の物を欲しがったり。
そんな姿を見ていたら少し欲しがっても「本当にそれが欲しいの?」としっかり確認することは必要だと思います。
そうしないと、子供は「言えば買ってもらえる」と学習して、買ってもらえるまでぐずったり泣いたり。その学習を切り替えるまでに苦労することになります。
子供は多機能なオモチャが楽しい?
とは言っても、オモチャを全く与えないというのも難しいものですよね。
でも、子供はそんなに高額なオモチャじゃないと楽しめないわけでも、満足しないわけでもありません。
子供にとっては高額なオモチャをいくら与えても、一緒に遊んでもらえなければすぐに飽きてしまいます。そして、他のもので遊ぼうとします。
つまり、子供にとっての楽しいオモチャのポイントは「人と一緒に遊ぶこと」。
誰かが一緒に遊んでくれたら単純なものでも楽しいのです。
単純なオモチャって何?
さて、そうなると「単純なオモチャって何なの?」ということになると思うのですが、大人になってしまうと案外忘れてしまいますが、本当に単純なものです。
オモチャという概念には入らないもの。
でも、子供からしたら高額な機能的なヒーローのアイテム玩具も、音のするオモチャも、確かに楽しいオモチャですが、それらに負けない「やりたい願望」をそそるものはあります。
大人になって忘れてしまっている子供の「やりたい願望」を満たすオモチャをあげてみましょう。
簡単なもので手作りしてみよう!
上記した通り、子供は本当に飽きっぽいです。
どんなに高いものを買ってあげたり、買ってもらったりしてもすぐ飽きてポイッとなります。
その特徴を知ってからはオモチャを買うのにとても考えるようになりました。
そんな中、家で作れるものなら飽きてもポイッとされても懐はいたまない(笑)そんなものを考えてみました。
<ペットボトルのキャップ>
例えばペットボトルのフタ。
これだけでも、ある程度の個数を集めればオモチャになります。
我が家では、ペットボトルのフタに100均で買ってきたシールを貼って色分けして、それを駒にして「〇✕(マルバツ)ゲーム」をしたり、
簡単な「オセロゲーム」をしたり、カレンダーの裏に20~30個くらいの大きな丸を書き、それを線で結んで「スゴロクゲーム」を作ったりして遊んでいます。
ペットボトルの蓋にシールを貼るといった作業は子供もできますので、オモチャを作るところから子供と一緒にできます。
最初はこんな簡単なオモチャでどうかな?っと思ってましたが、四歳の娘はコマの色を変えて何度も何度もスゴロクをしていましたし、夫の実家に持って行ってみんなが「もう止めようよ(汗)」と言うくらいエンドレスにやっていましたよ。
<紙コップと糸>
紙コップと裁縫用糸を使った「糸電話」。
紙コップの裏に適度に切った糸を貼りつけるだけで、音が響いて相手に伝わる糸電話。
とても単純なつくりなのに大人になって改めてしてみてもちょっと楽しい(笑)
ポイントとしては紙コップの裏に糸を付ける時に、一枚で糸を貼った上から「✕」に重ねて貼ると糸が取れにくいようです。
あとは、言わずもがな「糸をしっかり張る」「糸を触らない」「紙コップの裏に手や指が当たらないようにする」そうすれば紙コップ越しの声や音の振動がしっかりと伝わって「あれ?聞こえない?」とならないですよ。
<石鹸と砂糖とお水>
この材料でできるもの。それは「シャボン玉」。
これは本当に子供に人気です。とにかくやりたがります(笑)
自分の子供のころはシャンプーと水で作ったりしてましたが、大人になって調べてみると「保湿性のあるものを入れると割れにくいシャボン玉ができる」と知りました。
我が家にはたまたま「グリセリン」という化粧品などに使われている保湿成分液があったのでそれを入れることもありますが、一般家庭にあるものだと「砂糖」などでも代用ができるようです。
二歳後半くらいになって「フ~」っと吹くことができれば楽しむことができると思うのですが、注意点は「ストローを液につけたまま吸い込まないこと」と「ストローを口にしたまま上を向かないこと」でしょうか。
まとめ
子供のオモチャといっても、わざわざ買うことは要らないのです。
家にあるもので意外と遊べるものも作ることができます。
あとは、粘土やぬり絵、パズルなど。
デジタルよりアナログなシンプルなオモチャの方が長く遊んでくれるような気がします。
あとは、親が一緒に遊んであげること。
オモチャの種類より値段より、何よりもこのことが一番子供が満足してくれるポイントかもしれません。
お父さんもお母さんも、とても忙しい時に時間を割くのは大変ですが、30分でも付き合ってあげてみてください。
きっとお子さんの笑顔が変わると思います( ´∀` )